周りに振り回させず、「やりたい!」ことに集中し、やり遂げるための4つの方法!

周りに振り回させず、「やりたい!」ことに集中し、やり遂げるための4つの方法!

はじめに

 こんにちは!エッセーです。

 今回は、池田貴将『QUEST 結果を勝ち取る力』を読了したので、その内容について書いていきます。

 あなたには、「やろう!」「やりたい!」と思っていても達成できなかったり、いざ行動していても、ついつい他のことに気を取られてし、結局できなかった事がありませんか?

 この本には、そうならずに、きちんと自分のやりたいことを達成するための方法が書かれています。しかも、その書かれている方法は、理論立てて検証されていたものを実生活レベルに落とし込んだものなので、実用性と効果がとても高い内容になってます。

 今回のブログでは、やりたいことに集中する方法の触りの部分を取り上げます。詳細については本書に譲りたいと思いますので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

3種類の意識のモード

 本書によると、行動している人間の意識は、3つのモードに分類されるそうです。それが以下です。

意思のモード:自分がやりたいと思っていることをやっている状態
反応のモード:他者や周りのものの刺激に反応している状態
惰性のモード:刺激に流されたまま、時間を浪費している状態

 状況によって、人の意識のモードは変化していきます。 何か自分の意思で行動をしている際にSNSの通知が来た場合を例に説明します。

 自分は今、やりたいことを勧めているぞ!(意思のモード)
→お!通知が来たのでSNSを確認しよう!(反応のモード)
→お!他にもSNSで面白そうなことを言っている奴がいるぞ!(惰性のモード)

と、このように、やりたいことをやっていても、どんどん他のことに気を取られて、貴重な時間を消費してしまいます。どのモードで過ごすのかによって、充実感や疲労感が大きく変わるため、自分自身の意識のモードをコントロールする事が大事です。

意識のモードをコントロールする4つの方法

 あなたに今、やりたい事があるなら、意識のモードにずっといる事が当然良いです。しかし、実際には、他の人からお願い事が入ったりと、反応のモードに入ってしまうことは避けられません。

 意識のモードをコントロールする際、気を付けるべきは、如何にして惰性のモードに入らずに意思のモードに戻るかです。著者は、意識のモードを意思のモードに戻すための以下の4つの方法を紹介しています。

方法(1) つねに次にやる事がわかっている。

 行動にはつなぎ目があります。周りへの刺激に反応したときや、行動に区切りがついた時などです。そう言った時はついつい意思のモードから離れ、惰性のモードに流れてしまいます。これは、次にやることを見失っているためです。次にやる事を明らかにして「次はこれをやるんだ!」と自身に理解させる事で、惰性のモードに流れることを防止できます。

方法(2) その行動がすぐに実行に移せる

 次にやることがすぐに実行に移せなければ、意思のモードに戻れません。これは、次の行動がわかっていても、結局行動が発生しないためです。これを避けるためにも、予めすぐに実行に移せる行動を、次のやることに決めておく必要があります。

方法(3)「その行動をしなければならない!」と信頼する事ができる

 過去の自分が決めた行動を、現在の自分が実行する際に、「もっと良い方法があるのではないか?」、「他にやるべき事があるのではないか?」と気になる事があります。こうなってしまうと、自身の行動に自信が持てず、意思のモードに入る事が難しくなります。

方法(4) 行動の時間が区切られている。

 終わりを決めずにダラダラやるよりも、「決められた時間内でやり切る!」と気概を持つ事で集中力が上がります。その結果、自身のやるべき事に意識を向けやすくなり、意思のモードに入りやすくなります。  以上の4つの方法によって、意識のモードをうまくコントロールし、時間を有効に使い、自身のやりたいことを達成する事ができるようになります。

おわりに

 今回は、やりたいことをやり切るための方法のさわりについて簡単に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。本書には、このやるべきことを如何に作っていくかのエッセンスが詰まっています。中にはカレンダーやメールなど、現在のビジネスパーソンが使うツールを用いたものも書かれています。

 とても実用的な内容になっていて、私も、自身の生活にいくつか導入しました。その結果、集中力が高まった感覚があり、充実感も得られました。気になった方は本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

ではでは。