ポジティブになる最もパワフルな方法

ポジティブになる最もパワフルな方法

こんにちは!エッセーです。

前回までに、ポジティブ心理学の拡張-形成理論をもとに、「幸せだから成功する」という研究結果について紹介しました。

でも思いますよね。

簡単にポジティブになんかなれないよ!と

そこで今回はポジティブになるための方法について紹介していこうと思います。

今回参考にした本はこちら。

研究の紹介事例が豊富なので、しっかりとポジティブ心理学について勉強したいという方にはおすすめです。

ただ、この本はしっかりとした研究者の方が、大学生向けに書かれたものなので、少々文章が難解な部分があります。研究者っぽい文章なので、むしろ私は好きですが。

さて、本題に戻りますね。

この本には、ポジティブ心理学について本当に幅広く書かれているのですが、今回はポジティブな感情を得るために有効な方法を紹介しようと思います。

この本には、ポジティブな感情を得るための方法として、人に親切にすることや運動など、様々な方法が載せられているのですが、今回は、最も効果があるとされている方法を紹介しようと思います。

ポジティブになる最もパワフルな方法

ポジティブ心理学では、積極的に人に働きかけて、ポジティブにする”介入法”についての研究があります。

研究では、その介入によって、どれだけ感情が良くなったか(幸福度の向上やうつの減少など)を調べます。

すでに調べられた介入法の中で、最も長期的に大きくポジティブな感情を向上させたものが、今回紹介する「3つのいいこと」です。

やり方は簡単です。

・寝る前に、その日にあったいいことを3つ書く(手で)
・これを毎日、1週間続ける

というものです。

これによって、日常生活の中の良い出来事に意識を向けられるようになるのだと思います。

「3つのいいこと」をする際のポイント

「いいこと」を書く際に、自身の”役割”も書くと効果が高まるそうです。

例えば、「今日は美しい空だった」なら、「空の美しさに私が気づけた」などです。

ちなみに、この効果はとても長く続き、6ヶ月以上効果が持続するそうです。

注意点が一つあります。それは、やりすぎないことです。

3つのいいことを見つけるのを週3回6週間以上行った人は、むしろ逆効果だったそうです。

著者の意見では、「3つのいいことを見つける」というのを、雑事にしてしまうと良くないようです。

以上の点を踏まえて、ぜひ、トライしてみてください!

「3つのいいこと」について思ったこと

幸せな人も、そうでない人も、日常生活の中で起こる良いことと悪いことの比率は大差ないそうです。

それでも幸せな人と、そうでない人がいるというのは、物の見方や感じ方の違いなのだと思います。

今回紹介した方法を使って、人生をよりよく感じてみませんか。

今回はこのへんで

ではでは。

まとめ

  • 現状でポジティブな感情を得る最もパワフルな方法は「3つのいいこと」
  • 1日1回、3つの良いことを書くことを1週間する
  • 「雑事」としてやると効果は出ない