モノの見方の増やし、判断を良くする、3つのポイント

モノの見方の増やし、判断を良くする、3つのポイント

はじめに

 こんにちは!
 エッセーです。

 物の見方を増やすのは、考えたり、判断するときに役に立ちますよね。

 物の見方が足りないときに、見落としたことで失敗したり、逆に見方を変えたことで一気に答えにたどり着いたりします。そのため、モノの見方を増やすことは大事です。

 今回は、そのモノの見方について、寺澤伸洋著『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方』に簡潔に書かれていたので紹介します。

 本書は、タイトルに有るように、GAFAの内の一つの会社の部長に、なんと40代で転職した方が、20代のときに先輩から学んだことを書いています。と聞くと、「そんな立派な人が書いた本なら、バリバリ働いたことが書かれていて、カタイ内容なのかな?」と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

 教え手の先輩はNさんというのですが、そのNさんと著者との会話が、とても楽しい雰囲気で書かれています。とてもサクサク進むので、読みやすいですよ。

モノの見方を変える3つのポイント

 本書では、モノの見方を考える際に、視野、視座、視点の3つを上げています。
 視野は広く、視座は高く、そして視点は多く持つことが大事だそうです。
 一般的にも使われている言葉なので、なんとなく理解はできるのではないでしょうか?

 では、それぞれのポイントから、どのようにしてモノの見方を増やせるのでしょうか?

 視野を広げるとは、自身の領域だけでなく、関連している分野から情報を集めることだそうです。

 視座を高めるとは、比喩を使うとアリの視点ではなく、鳥の視点を持つことです。自身の目の前のモノだけでなく、俯瞰して物事を見ることだそうです。

 視点を増やすとは、売り手の視点や買い手の視点、話し手の視点や聞き手の視点など、物事を多面的に見ることだそうです。

 何も考えないと、モノの見方はどうも自分の近くに寄ってしまいますので、練習していろいろな見方ができるようになりたいですね。

この3つのポイントを知って思ったこと

 モノの見方を増やすことが大事とはよく聞きますが、今回の記事で紹介したものは、その「モノの見方を増やすためのポイント」をうまく分類したものだと思います。

 視野を広げるとは、直接役に立たないかもしれないが、知っておくと役に立つ可能性のある情報を仕入れることと考えれます。このおかげで、考えたり判断する際に、幅広い分野にアクセスできるようになります。

 視座を高めれば、自身の目の前だけでなく、もっと広範囲で見ることができます。そのため、組織全体としての方向性の是非や、自身が持っている役割や立場を把握し、より良い判断をすることができるようになります。

 視点を増やせば、より客観的に状況を見て、妥当な判断をすることができるようになります。

 このことから、視野は「自身の判断材料の多彩さ」、視座は「周辺の状況をもとにした判断材料の広さ」、そして、視点は「判断の客観性の評価」と考える事ができるのではないかと思います。

 なので、私はモノの見方を増やすために、この3つを気にして見ようと思います。

おわりに

 今回は、モノの見方を増やすポイントについて書きましたが、いかがだったでしょうか?
 特に後半部分は、自分なりに考えたことを書いたので、「私もこの本を読んだが、別のことを考えた!」という方もいるかと思います。

 多様なモノの見方ができれば、それだけ良い判断ができますので、今回紹介したポイントに注意してみようと思います。

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 ではでは。