あなたの目標達成に使えるマーケティング的な考え方

はじめに
こんにちは!
エッセーです。
ブログを初めて、webのマーケティングを身近に感じています。
あたらしい事を始めると、それに関連する世界を知ることができるのは、ちょっとした副次的なメリットですよね。
さて、今回読んだのは、村上佳代著『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!』です。最近マンガでわかるシリーズも充実してきて、知らない業界や分野について気軽に知れるようになったのは、本当に嬉しいです。
大学生になるまで、私は本をほとんど読んでいなかったのですが、マンガは読んでいました。活字の本よりも気軽に読めるのがいいですね。手軽さやわかりやすさにおいては、やはりマンガはメディアの中で優れている方だと思います。
マンガでわかるシリーズはビギナーにとって、とても良い本だと思います。本の造り手側も初心者を間違いなく意識しているので、レベルもマッチしやすいし、イラストやストーリーが中心にあるので、わかった気になりやすい(つまり、自信がつきやすい)。
webマーケティングとは?
さてさて、本とは関係のないところで盛り上がってしまいましたね。話を本に戻します。
今回の本を読むまで、私はwebマーケティングについて、「Web上でどうやって売り出すか、ブランドづくりやマネタイズについて書かれているのかな?」と思っていたのですが、どうも理解が違ったようです。
そもそもマーケティングは、「モノやサービスが売れる仕組みを作ること」と言えるそうです。
ITが発達した昨今では、web上でいかに消費者にプロダクトを知ってもらい、購入につなげるかが大事になってきています。それは、IT企業でもモノづくりの企業でも個人営業でもブログでも同じでしょう。その際に必要な技術となるのが、Webマーケティングです。
Web上の記録は基本的に正確に残されます。どんなサイトや広告からお客さんが自分のホームページに来たのか?また、どのホームページから来たお客さんは成約率が高いのか?など、売り手にとって、Web上の消費者の傾向を得ることは、とても強力なツールになり得ます。このITによるデータをうまく運用して、モノやサービスが売れる仕組を作ることがWebマーケティングと言えそうです。
本書では、その仕組みを作るための基本的な方法について書かれています。そのため、Webマーケティングの用語などの基本について知りたい方には、この本はとても役に立つと思います。
マーケティング用語: KPI
私が特に興味深く読んだのは、KPIについての話です。KPIとはKey Performance Indicatorのことで、企業などの目標を達成するための”指標とする数値”のことです。企業の目的によって注目する数値は変わります。
具体的な例としては、ホームページの利用者数についてだと、同じユーザーが何回アクセスしても1人としてカウントする”ユーザー数”や、逆に同じ人でもアクセスする度にカウントする”セッション数”、さらに契約が取れた人数を”ユーザー数”や”セッション数”で割った数字などがあります。
Web上の情報を集めるだけでは目標を達成できません。上手くデータを使い、目的を達成するためのものがKPIです。「目的に向かった行動ができているか?」を考える際には、KPIの変化を見ればわかります。
また、「うまくKPIを改善していても、目的に向かって進めているのか?」を考える際にも使います。もし、KPI(サイトのアクセス数など)が伸びていても本当の目的(契約数や売上)が達成できていなければ、KPIを見直さないといけません。
KPIが使えるのはビジネスだけ?
このKPIの考え方って、日常生活でも言えませんか?モノやサービスを売ることじゃなくても、人には目標がありますよね。「夏までにダイエットしたい!」とか「英語を身につけたい!」などです。こういった個人的な目標でも、KPIの考え方って使えると思います。
「ダイエットのために、ランニングする!」
→日々の走った距離などをKPIにする
「英語を獲得するために、TOEICで800点を取る!」
→日々覚えた単語数などをKPIにする
このように指標を立てて、それを実行できたか確認する。さらに、指標を達成していても、きちんと目標に向かって進めているのかを確認する。この2つが大事になります。
いくら指標が達成されていても、「走ってもウェストが変わっていない!」となる場合もありますし、「英単語博士になっても会話ができない!」といった場合も考えられますからね。
評価できる指標を持つことって、実はマーケティング以外でも大事なスキルですよね。モノやサービスを扱ってはいないので、正確にはKPIと呼ばないかもしれませんが、とても実用的な考え方だと思います。
日常の中でKPIを応用する方法は以下だと思います。
KPIを日常に応用する方法
- 目標を決める(達成できたかどうかがわかるものがよい)
- 目標を達成するための指標を決める(特に数値化できるものにする)
- 日々、指標の達成具合と、目標達成に近づいているかどうかを確認する
- 指標の達成ができていないなら、行動や計画の見直し
- 指標の達成が順調でも、目標に近づけていないなら、指標を見直し
この考え方を日常生活に活かしていこうと思います!
このブログのKPIなににしようかなあ~
コメントくださる方は、Twitter↓かコメント欄へ!
Tweet to @qtbv7ではでは。
-
前の記事
小さな悪行こそ要注意と諭す、ブッダの言葉 2020.09.20
-
次の記事
科学的に超効果的な「振り返り」の方法-“やりっぱなし”を脱し、成長する方法- 2020.09.22