【感想】イハレアカラ・ヒューレン著『ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方』
- 2020.08.03
- 読了

ハワイに伝わる、人生の苦難を取り除き、世界をよくする方法について書かれた本である。
潜在意識にある記憶を消去し、執着をゼロの状態にすることで自分の中の苦悩を解消し、世界を良くしようとするような試み。
えらくスピリチュアルな内容だなぁと感じた。クリーニングは以下の言葉を自身のインナーチャイルドと呼ばれる存在に語りかけて行われるのだが、私にはそのインナーチャイルドの感覚がうまく掴めなかったため、実感がわかなかった。
ホ・オポノポノには複数の書籍があるため、インナーチャイルドを感じ取ることができ、それをうまくコントロールして、自身の人生を良い方向に持っていける人が、ある程度の数はいるようだ。
スピリチュアルな印象受けたとは言ったが、仏教をよく知らない人や、マインドフルネスの感覚がよくわからない人から見れば、私が気に入っている仏教も同じようなものなのかもしれない。
精神的苦痛を取り除くのであれば、どんな宗教や思想や哲学が役に立つのかどうかは、媒体や修行のような行動を通して得られる精神的体験が、その人に合うかどうかの問題なのだろう。
今回は短いがこの辺で。
ではでは。
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