あなたはどのタイプ?-効率のよい学習方法-
- 2020.09.13
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はじめに
こんにちは!
エッセーです。
人にはそれぞれ個体差があり、得意不得意があるのは周知の事実です。勉強や仕事での学習の際も、この得意不得意をもとに、自分にあった方法を取ることがよいです。
今回は、学習の際に抑えておくべき得意不得意について、佐々木恵著『どんな人にもピン!とくる教え方のコツ~上手に伝える5つの質問とタイプ別指導法~』に取り上げられていた認知特性を参考に紹介していきます。
認知特性 -学習の得手不得手-
人は普段学習する際に、目・耳・感覚を使って学習しています。どれを使って学習するのが得意なのかは人によって異なり、心理学ではこれを認知特性と言います。本書で取り上げている認知特性は以下の4種類です。
文字タイプ
論理的で、文字での意思疎通が得意。
冷淡で融通がきかない。
音タイプ:
音の情報処理が得意。
早合点しがちでいきあたりばったりになりやすい。
図・絵タイプ:
整理したり、まとめたりして、図・絵で学習するのが得意。
まとまり、つながりがないと混乱し、うごけない。
感覚タイプ:
感覚や体験への感性が高く、感情・芸術性を用いるものが得意。
感情滝になりやすく、コツコツすることが苦手。
(後述しますが、分類の仕方はいろいろあり、6種類に分類するものもあります。)
必ずどれか一つの特性が突出して高くなるとは限りませんので、自分には〇〇タイプの傾向が比較的よく出るな、くらいに捉えると良いと思います。本書にはあなたがどのタイプにあてはまるかを診断するテストも乗っています。
認知特性が大事な理由
認知特性はいわば、情報を受け取る方法の得手不得手を示しています。音タイプの人が頑張って読書をしても、身につきにくいですが、同じ内容を音読したものを聞くと理解しやすくなります。このように、自分の得意な刺激を中心にして、学習をすすめることが大事なのです。
もちろん、人に教える際もこの認知特性を理解することが有効です。相手認知特性に合わせて指導や教育を行うことで、相手も効率よく学習でき、自身も良い指導員と思っていただけます。
認知特性について避けるべきことは、自分のスタイルを相手に押し付けることです。相手の認知特性にマッチしていない指導方法では、効果が低減してしまいますし、教え手も相手に対して「(自分はこうすればうまくいくのに、)なんでお前はうまく行かないんだ?」と腹を立ててしまいかねません。
生活に活かすためのAction
・自身の認知特性を把握する
・認知特性を生かした学習方法を考え、選択する
・人に何かを教える際は、相手の認知特性を優先する
おわりに
今回は、心理学の知見を生かした学習に関する内容を紹介しましたがいかがだったでしょうか。今回紹介した4つの認知特性のほかにも、分類方法はいくつかあるようです。「認知特性 テスト」と検索するといくつか診断テストがヒットしますので、興味のある方は調べてみてください。
私自身は、現在はよく本を読むためか文字タイプの傾向が強いです。でも、ずっと本を読んで、疲れてくると音声の読み上げにして本を聞いています。KindleだとAlexaのアプリが読み上げがSiriより自然でおすすめです。脳の力も集中的に使い続けると、効率が下がるので、inputの方法はいくつか持っておくと良いと思います。
関連ブログ: 20代から40代の脳は、まだまだ成長中!
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