ネット時代でも、日本語の単語帳を買うべき3つの理由
- 2020.08.24
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はじめに
こんにちは!
エッセーです。
よもやスマートフォンを使えばすぐに調べたい事が調べられる時代になって、単語を覚えていなくてもすぐに調べられるようになりました。昔であれば、読み方を知っていれば国語辞典で調べていました。しかも読み方がわからない漢字の意味を調べるときは、まず漢字辞書で漢字の読み方から調べたりしていました。しかし、最近では本当に簡単に単語の意味を調べられるようになりました。私はよくKindleで本を読んでいるのですが、Kindleの辞書機能が読みながら線を引く感覚で単語の意味を調べられるので、とても便利で重宝しています。
そんな、わからない単語があってもすぐに調べられる時代に日本語の単語帳を買う必要があるのでしょうか?それを考えるために、西東社編集部 (編集)『今日から役に立つ!使える「語彙力」2726』を購入してみました。嫁さんと一緒に読むために、あえて紙の本を書いました。
さて、この本を読んでみて、単語帳を読むメリットに気づいたので、紹介したいと思います。
メリット1: 使うつもりで単語が身に付く
書籍の中でわからない単語があったときって、すぐに知る事が一番大事ですよね。そのため、その場を理解してやり過ごせれば、単語の意味を知る目的は十分達成できたと考える事ができます。
しかし、単語帳から単語の理解を得る場合、「自分もこの言葉を使ってみよう!」と思ったり、「今度の会話や本でこの言葉が出てくるかも知れない」と思って読むため、単語を身につけるつもりで読むことになります。
その結果、検索ではまるでテスト期間の一夜漬けのように言葉を学びますが、単語帳を読むときはずっと使える知識として言葉を学ぼうとします。その結果、学習の質が上がります。
メリット2: “知ってるつもり”の言葉を”知っている言葉”にできる
調べたいことのみを調べる検索と違い、単語帳だと、網羅的にことばの知識を得る事ができます。中には、自分自身使ったことがあても、正確に定義を理解できていないものもあります。
例えば、”バズワード”という言葉の意味はなんですか?と聞かれると、あなたはどう答えますか?私は、「バズるって言葉があるのだから、短期間で一気に広まった話題になる言葉のことだろう」と思っていました。
しかし、本書によると、バズワードの意味は「もったいぶった言葉、決まり文句。<中略>何か新しい重要な概念を表しているようだが、実は明確な定義はなく、人によって思い浮かべるものがバラバラな語や造語、フレーズなどを指す。」でした。どうでしたか?あなたの中のバズワードの意味はあっていましたか?
このように、”知ってるつもり”の言葉は特に検索することもないので知識が修正されませんが、単語帳を読むことで正しい知識に修正する事ができます。
メリット3: 読書の基礎的な知識が身に付く
書籍を読んでいると、様々な分野で知っているような知らないような言葉や慣用句に出会います。そういった言葉を毎度毎度調べるのではなく、一度しっかりと身につける事で、読書をする基礎をつける事ができます。こうする事で、読書のつまづきが少なくなり、書籍から得るものもより正確なものになります。
このメリットは、単語帳を読むメリットとしては、当たり前としいえば当たり前ですが、もっとも実用的なメリットではないでしょうか。
おわりに
今回は、単語帳を読むメリットについて書きましたが、いかがだったでしょうか。興味のない分野や、必要性があるかわからない分野に触れた時は、このような、実用性に元づいた感覚が持てると、とても嬉しく思います。新しい見方を手に入れたり、生活が少しアップデートされるのでいいですね。
今回紹介した本に興味を持っていただいた方は、ぜひ手に取ってみてください。
ではでは。
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